第1問 日銀が政策金利を1.25%程度に据え置き、1人の委員が1.5%への引き上げを求めて反対した。この反対票は、日銀の議論について何を示しているか?
- 今回は動かさなかったが、物価が目標に届いたとみて次の利上げを急ぐべきだという声が委員の中にあることを示している
- 今回は動かさなかったが、景気の弱さを心配して政策金利を下げるべきだという声が委員の中で強まっていることを示している
決定は据え置きだったが、反対した委員は物価の基調が目標に届いたとして利上げを提案した。議論の向きは引き下げではなく引き上げの側にあることがわかる。多数は今回は動かないと判断しており、次の会合までに出る物価と賃金の数字が、反対意見に多数が近づくかどうかを左右する。決定だけでなく反対の理由を読むことが勘所になる。
日銀、政策金利1.25%を維持 1人は1.5%を提案
日本銀行は10月30日の金融政策決定会合で、無担保コールレート(翌日物)を1.25%程度に促す方針を続けると決めた。賛成8、反対1で、反対した高田委員は、基調的な物価上昇率が目標に達したとして1.5%への引き上げを提案した。
日本銀行
日本銀行は10月30日の金融政策決定会合で、無担保コールレート(翌日物)を1.25%程度に促す方針を続けると決めた。賛成8、反対1で、反対した高田委員は、基調的な物価上昇率が目標に達したとして1.5%への引き上げを提案した。
日本銀行