第1問 ECBのシュナーベル理事が、7年間の経験を踏まえた金融政策の教訓を講演で述べた。先行きの政策を約束せず、素早く調整できる手段を優先すべきだという考えは、何を重んじたものか?
- 物価や経済が予想外に動いたときに、すぐ政策を変えられる余地を残しておくことを重んじている
- 市場を安心させるため、先々の利上げや利下げの時期をあらかじめ約束しておくことを重んじている
先行きを約束すると、状況が変わっても政策を動かしにくくなる。理事は、物価の上振れを見誤った近年の経験から、予想外の変化へ素早く対応できる余地を残すべきだと述べた。約束は市場に安心を与える面もあるが、手足を縛る面もある。勘所は、これが個人的な考えの表明で、決定ではない点だ。
ECBシュナーベル理事、金融政策の教訓を講演で整理
ECBのシュナーベル理事は11月5日、マネーマーケットに関する会議の講演で、7年間の経験から得た4点を個人的な考えとして述べた。先行きを約束せず機動性を保つこと、物価見通しへの影響で対応を決めること、バランスシートを必要最小限にすることなどを挙げた。
欧州中央銀行
ECBのシュナーベル理事は11月5日、マネーマーケットに関する会議の講演で、7年間の経験から得た4点を個人的な考えとして述べた。先行きを約束せず機動性を保つこと、物価見通しへの影響で対応を決めること、バランスシートを必要最小限にすることなどを挙げた。
欧州中央銀行